こんにちは。ユキです。

 

お墓について考えておくことは、終活の大事な項目の1つです。
でも最近は、「お墓はいらない」という人が増えているんですって。

 

そういう私も、一般的な墓石のお墓はいらないかな、と思っています。
でも遺骨を持ったままにはできないから、何かしらの埋葬は必要です。

 

これからのお墓のあり方・埋葬方法についてまとめました。
終活で、お墓を持たない選択肢を探している人にもお役に立ちますよ♪
では始めますね。

 

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お墓はいらない派が増えている理由

お墓はいらない派が増えている理由は、以下の3つが代表的です。

 

  • 跡継ぎがいない
  • 遺族に負担をかけたくない
  • お墓にお金をかけたくない

 

今は、核家族で昔と違って兄弟も少ないです。
管理料が支払われず、掃除もされずに荒れ果てたお墓は無縁墓とされ、墓地管理者に墓石を撤去されて遺骨も整理される可能性があるそうです。
お墓は分譲不動産じゃないですからね。

 

私は子供の頃、父の実家に行くと必ずお墓参りにも行っていました。
お寺の中に墓地があって、一角に親族の墓石がたくさんありました。
この墓石は誰で、こっちは誰で・・・と教えてもらいましたが、さっぱり覚えていません(^^;。
父の実家は、ちょっと遠くなのでもう10年以上行っていないですね。

 

いわゆる一般的な、代々受け継がれるお墓です。
従兄(父の兄の息子)が管理料を払っているんでしょう。
でも従兄夫婦には子供がいません。
将来どうするんだろう?て思います。

 

これからのお墓のあり方

これからのお墓のあり方は、従来の形にとらわれず、個人で納骨の方法を決めていくことになると思います。

 

終活で、自分のお墓のことを考えたときに、いずれ無縁墓になることが明確だから、高いお金を払ってお墓を買ったり、遺族に管理料を払ってもらったりしなくていい。
と考えるのは自然だと思います。

 

なので最近では永代供養墓が増えています。
永代供養墓とは、1度購入すれば管理料などのメンテナンス料もかからず、お墓参りに来る人がいなくなっても、ずっと管理してもらえるお墓です。
従来の墓石だけではなく、納骨堂樹木葬などもあるので個人の希望や予算に応じて選べます。

 

他にも、お墓自体が必要ない散骨もあります。
ここらへんの詳しいことは「お墓を持たない選択肢」で説明しますね。

 

いずれにしても今は、選択肢はたくさんあります。
だから、これからのお墓のあり方は、個人で納骨の方法を決めていくことになるでしょう。

 

従来の、お墓=墓石という考えも薄れて行きそうですね。

 

墓石のお墓が一般的なのはどうして?

そもそもなんでお墓は石なのよ、て思いませんか?
昔は土葬だったから、動物に荒らされないように上に石を置いた、という説もあるそうです。

 

それに石は耐久性が強いですよね。
先祖代々続くものだから耐久性も重要でした。
自然物として一番強いのが石だから、石が最適だったんだそうです。

 

やっぱりお墓のイメージ=墓石です。
墓石だとお墓感が強いですよね。

 

お彼岸に、父のお墓参りに行ったときには、思わず墓石に向かって「お父さん、来たよ~!」と言ってしまいました。
でも直後に『わたしのぉ~おはかの~ま~えで~♪』の曲を思い出し、あ、ここにはいないんだった。とも思いました。眠ってなんかいないんだった。
千の風になっているというより、実家の仏壇の方がいる気がします。

 

これからのお墓のあり方は、もう墓石のお墓にこだわらなくてもいい、と私は思います。

 

これからのお墓のあり方 お墓を持たない選択肢

 

従来のお墓はいらないという場合の、受け継がれる墓石のお墓以外の選択肢・供養の方法は以下の通りです。

 

  • 永代供養墓(合祀墓・合葬墓)
  • 納骨堂
  • 樹木葬
  • 散骨
  • 宅墓
  • ペットと一緒に

 

一つずつ説明しますね。

 

永代供養墓(合祀墓・合葬墓)

 

相場:10万円~30万円

 

永代供養墓は、供養や管理をお寺などの墓地管理者に任せることができるお墓です。

 

合祀墓(ごうしぼ)・合葬墓(がっそうぼ)というのは、個人用ではなく、不特定多数の他人と一緒に供養されるお墓です。
なので値段は安くなります。

 

5年くらい前に、実家から車で10分かからない場所に新しい霊園ができました。
珍しい市街地墓地です。

 

両親はそこの夫婦用の永代供養墓を購入しました。
墓石込みで約130万円。
それ以外の管理料などは一切かかりません。
上のイラストみたいに同じお墓がたくさんあるうちの1つです。

 

父はそこに入っています。
近いからお墓参りに行きやすいです^^。

 

ちなみにその霊園でも、合葬墓なら約28万円です。

 

管理料の有無は霊園によるみたいなので、要確認ですね。
こういうサイトが役に立ちます⇩。
⇒日本最大級!お墓のポータルサイト「お墓さがし」

納骨堂

 

相場:20万円~60万円

 

納骨堂は、建物の中に作られた納骨壇に骨壺を納めるお墓です。
コインロッカーみたいな感じです。
屋外じゃないので清潔感があります。

 

義実家がこれです。
義両親と義姉夫婦が共同で購入したようです。
義母はここに入っています。
なんでも、全部で5人入れるらしい。

 

場所は、なぜだか県外のリゾート地なんですよ。
高速を使っても我が家から4時間はかかります。
なのでなかなかお墓参りに行けてません。

 

樹木葬

 

相場:5万円~50万円

 

樹木葬は墓石ではなくて、樹木を用いたお墓です。
これからのお墓っぽいですよね。

 

もちろんどこでもいいわけではなく、市区町村の許可を得た霊園などの敷地内に限られます。
樹木葬の場合も、1本のシンボルツリーを植えてその周りに合葬する方式だと安くなります。

 

土に還るように埋葬する方式と、骨壺のまま埋葬する方式があるようです。

 

漠然と、私はこれがいいなぁ、土に還りたいなぁと思っています^^。

 

散骨

相場:5万円~30万円

 

散骨は、粉末状にした遺骨を、海や山に撒く埋葬方法です。
最近よく聞きますね。
当然ですが、どこに撒いてもいいわけではないです。

 

海に撒く場合は、船を貸し切りでも約25万円。
遺族が船に乗らずに業者に代行して撒いてもらうこともできて、その場合の相場は5万円くらいという安さです。

 

散骨についてはこちらで記事にしています。
⇒散骨って違法?海洋散骨の費用や手続き・マナーも調べました!

 

宅墓

 

 

宅墓(たくぼ)とは、室内に設置できる小型のお墓のことです。
最近は、リビングに置いておけるお墓があるんですよ。
今の家のお墓に入りたくないという人や、故人の遺骨を手元に置いておきたい人に人気です。

 

引っ越したりしても一緒に持ち運べます。
現在自宅に遺骨がある人や、若くして家族を亡くした方にも向いていますね。
詳しいことはこちらで記事にしています。
宅墓とは?自宅に納骨していいの?デメリットもしっかりお話します。

 

ペットと一緒に

ペットと一緒にお墓に入りたい人も増えています。
なので、ペットと一緒に埋葬できる霊園も増えています。

 

コロナ禍でペットを飼う人も増えました。
ペットと一緒に埋葬されるというのも、れからのお墓のあり方を象徴している気がします。

 

我が家には、数年前に見送った愛犬がおります。
火葬をして、遺骨はリビングにあります。
犬が苦手な犬だったので、ペット霊園に入れようとは思いませんでした。

 

私は愛犬と一緒に埋葬されたいんです。
でね、このサイトで検索してみました。
すごく検索しやすくて、使い勝手がいいですよ⇩。
⇒日本最大級!お墓のポータルサイト「お墓さがし」

 

そしたら見つけちゃいました!
ペットと一緒に入れる「樹木葬」!
我が家から車で1時間くらいの場所で、好きな樹木を選べて30万円くらい。
管理料など後からかかるお金は一切不要です。

 

もう、このまま見学予約しようと思うほど一人で盛り上がりました!!
でも落ち着け、私。
見学は夫も一緒がいいですよね。

 

夫もお墓はいらない、海洋散骨でいいって言っていたので、樹木葬でもいいよね、きっと。
そう思っていました。

 

散骨でいいって言ってたよね?

「いいところ見つけちゃったんだよね~♪」

 

愛犬と入れる樹木葬のことを夫に話すと、あれ?変な顔をしています。

 

「? 何? 何か考えていることがあった?」と聞くと、
「○○(地名)に入るつもりだった。」と夫。

 

○○とは、義実家の納骨堂がある場所です。

 

え?海に撒いてって言ってたよね?
・・・・・・・・・。

 

そういえば、あそこ、5人は入れるんでした。
私と結婚する前に、既に購入していた納骨堂です。
義両親と義姉夫婦と夫、5人だ。
ちょうど5人だね!となっていても不思議ではありません。

 

でもちょっと待って。
自分一人だけちゃっかり決めていて何故言わなかったの?
散骨でいい、て何だったのよ!
ムカつく!!
けど、ここは落ち着いて話を続けます。

 

ふぅ~ん。そうなんだ。そっかぁ。へぇ~。

 

「(あなたを)誰が入れるの?」と聞くと、私って。
そんな遠くまで一人で行けないよ。
宅配だな。遺骨に直に伝票貼り付けてやる!
って、「私が先にいなくなってたらどうするの?」
「甥たちにわかるようにしておきなよ。」

 

そう言ったら「散骨でいいです。」だって。

 

今までに聞いた「散骨で」は、そこらへんを全部端折ってたんだな。
ふんっだ。
散骨なめんな。
散骨に謝れ!

 

「散骨って言っても、遺骨を粉にしなきゃならないんだよ。面倒臭いんだよ。」
と言うと、「わかってるよ」と。

 

実は私、代理散骨で55,000円でやってくれる地元の散骨業者があることは調べて知っています。
遺骨を粉にするおすすめの業者も調べてあることはここだけの秘密です^^。

 

ムカつくから、当面は「散骨は大変」感を出していくことを、ここに誓います。

 

まとめ

思わぬことで、夫婦間に見えないミゾを感じました(笑)。
こんなこともありますよ、奥さん。
あなたも早めに話しておいた方がいいかもしれません!!

 

それにしてもう~ん、どうしよ。
実はね、実家の両親のお墓は3人入れるんです。
両親ともう一人、私も入れるってことなんです。
ペット埋葬可の霊園ではないけれど、しれっと、愛犬の遺骨も一緒に入れてね、と甥たちに頼むこともできます。

 

夫は義実家に、私と愛犬は実家に入ればお墓代は全くかかりません。

 

でもね。
夫と愛犬と土に還って綺麗なお花を咲かせよう!と1度盛り上がってしまいました。
まぁ、一人で勝手に盛り上がったんですけどネ。

 

墓石の下はあまり気が進まないよぉ。
愛犬と樹木葬かなぁ。

 

もうちょっと考えます。
(夫のことはもう放っておきます。)

 

調べてみて「これからのお墓のあり方だなぁ」と実感したのは、樹木葬や散骨、宅墓などですね。
いずれも粉骨しておいた方がいい埋葬方法です。粉骨が一般的になる日も近いかもしれません。

 

オススメの粉骨・散骨業者を見つけました。愛犬と一緒に海に散骨もいいかも、と今は思っています。
⇒【粉骨のみOK!】散骨業者としてのお墓のミキワの評判・口コミは?

 

今あるお墓がいらない人・墓じまいについてはこちらです。
⇒お墓を放置するとどうなる?墓じまいの費用・流れ・手続きについて。

 

お墓をどうするか決められない・遺骨はしばらく手元に置いておきたい人はこちら。
粉骨は自分でできる?粉骨料金の相場は?お墓はいらないならとりあえず

 

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