こんにちは。ユキです。
前回はお墓の処分・整理である「墓じまい」について調べました。
⇒お墓はいらないと思う人に考えてほしいことと墓じまいについて
調べているうちに、あれ?仏壇も?って思ったんですよね。
父の実家なんて、大きな仏壇がありました。
あれが我が家に来たら困るワっていうくらいの。
ちょっと昔の、バブルの頃にはキンキラなバブリー仕様の仏壇が広告に出ていた記憶があります。
あれが実家にある人もいますよね。
実家にすんごいヤツがあるあなた、なんとかしたいですよね、ですよね?
なので今回は、仏壇の処分方法を調べてみました。
実家の仏壇どうする?なんとかしなきゃだよなぁ、というあなたは必見ですよ^^。
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Contents
仏壇を処分(仏壇じまい)するとき
まずは、仏壇を処分することを「仏壇じまい」といいます。
では、仏壇じまいのタイミングはどんなときでしょうか。
お墓を処分するときに一緒に処分することもあります。
引っ越しのときなどに処分するのは多いようです。
新居に仏壇を置くスペースがないとか。
最近の家は和室がなかったりしますしね。
遺品整理のときに処分することもあるようです。
実家が離れた場所にある場合は、管理も大変ですから。
承継者がいない場合もあります。
お墓と同じように、自分の代で処分しなければという場合ですね。
仏壇を処分する前に供養・閉眼供養(魂抜き)をすること
仏壇を処分する前に、供養としてやるべきことがあります。
閉眼供養と言って、仏壇から故人の魂を抜く供養です。
仏壇に魂を入れることを開眼供養といいますが、この開眼供養をしている場合は必ず閉眼供養を行います。
魂が入ったままの仏壇を処分するなんて言語道断なんです!
閉眼供養は、付き合いのあるお寺に依頼します。
お寺のあてがないなら、仏壇の処分を請け負う業者で閉眼供養の手配をしてくれることもあります。
こちらの気分も違います。
閉眼供養はしっかりやってもらうべきですね。
閉眼供養で魂を抜いてもらったら、仏壇はただの家具になります。
仏壇を処分(仏壇じまい)の方法と費用
閉眼供養をした後の仏壇を処分する方法と、その費用をまとめました。
仏壇の処分を菩提寺に依頼する
費用:3万円~5万円
閉眼供養と合わせて仏壇の引き取りをしてくれることもあります。
引き取った後の仏壇は焚き上げ処分をすることが多いです。
仏壇の大きさにもよりますが、お布施として5万円前後が目安になります。
【デメリット】
・檀家以外は断られることがあります。
・檀家として付き合いが続きます。
仏壇の処分を仏壇店に依頼する
費用:1万円~3万円
仏壇店で古い仏壇の引き取りもしてくれます。
引き取られた仏壇は、合同供養として焚き上げを行うのが一般的です。
処分だけじゃなくて新しい仏壇に買い替えるなら、割引される可能性があります。
手続きに慣れているのでスムーズに行えます。
【デメリット】
・処分だけだと依頼しづらいことも。
仏壇を買い取ってもらう
費用:?
買取業者に査定をしてもらって、納得がいく査定金額なら引き取りしてもらいます。
高価な素材が使われていたり精巧な細工があったり、美術品としての価値があれば高額査定もあり得ます^^。
【デメリット】
・運搬費や人件費などの費用の方が高額になることもあります。
仏壇引っ越しや処分の専門業者に依頼する
費用:2万円~8万円
仏壇処分の専門業者なら慣れているので手間がかかりません。
お寺に依頼したり、自分で何かしなくてもよいので簡単です。
【デメリット】
・おまかせできる分、費用は高くなります。
・閉眼供養もしてもらうならさらに費用は高くなります。
仏壇を自分で不用品回収や粗大ゴミに出す
費用:500円~2,000円
ゴミとして処分できます。
ゴミの分類は自治体によりますが、粗大ゴミにしているところが多いです。
費用の面から言うなら一番安く済みます。
【デメリット】
・ご近所の目が気になるかも。
・魂を抜いた後でも、ゴミ扱いするのは気が進みません(私は)。
仏壇を処分するときの注意点
他にも、仏壇を処分するときに忘れちゃいけないことがあります。
位牌や遺影について
仏壇を買い替えない場合、位牌や遺影なども一緒に処分することもあると思います。
一緒に閉眼供養をして焚き上げしてもらいましょう。
仏壇の引き出しなど中身を確認する
仏壇には小さな収納スペースが多くあって、お線香とか数珠とかを入れている場合が多いです。
大事な物を入れておいたことをすっかり忘れていることもあります。
引き出しの中身は全部チェックしましょう。
宗教のルールに従う
例えば浄土真宗では「位牌に魂は宿らない」と考えるんですって。
宗教がはっきりわかっているなら、宗教のルール・作法にそって処分しましょう。
仏壇じまいまとめ
- 菩提寺があるならお寺にお願いする。
- お寺との付き合いが嫌なら仏壇店にお願いする。
- 費用重視ならば、自分で粗大ゴミにして出す。
古い仏壇を処分するなら、このあたりが一番やりやすそうです。
最近はお寺でも、環境問題を考えて焚き上げをしていなかったりするそうです。
気持ち的にはお寺で焚き上げしてもらうのが、いちばん「供養した」達成感を得られそうなんですけど、お布施っていうシステムは正直、面倒くさいですよね。
コンパクトな仏壇に買い替えるなら、今ある仏壇は仏壇店に処分をお願いするのがいいかな、と私は思いました。割引してくれる可能性もあるし、処分も嫌な顔せずにやってくれそうです。
買い替えじゃなくて処分するだけだったとしても、事前に見積してもらって「これも仏壇店さんの商売よね」と割り切ってお願いするのもさっぱりスッキリしそうです^^。
仏壇店を探すならこういうサイトが役に立ちます。
全国の仏壇店で使えるクーポンもついてますよ^^。
⇒日本最大級の仏壇ポータルサイト「いい仏壇」
安く済むといっても粗大ゴミにするのは気が進みません。
私はね、お墓もいらないし仏壇もいらないんですよ。
でもとりあえず、遠くない未来に義実家の仏壇が我が家に来そうです。
夫は長男なもので。
でもごめんなさい。
コンパクトとは言えないサイズだし、我が家に最適な置き場所がないです。
ムリヤリどこかに置くしかない(>_<)
って、承継者は私達で途絶えるのだから、いっそ処分とか。
供養はしっかりしますから!!
・・・でもな、夫だけじゃなく義理姉の同意もいるもんね。
ムリだな。しゅん。
とりあえずは受け入れなきゃだな。
なんかボヤキになってきました(汗)。
私みたいな長男の嫁(子供ナシ)なあなた、仏壇どうします?
いい案や作戦があったら教えてくださいませ!!
お墓の処分・整理である「墓じまい」についてはこちらです^^。
⇒お墓はいらないと思う人に考えてほしいことと墓じまいについて
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