粉骨イメージ

こんにちは、ユキです。

 

そろそろお彼岸ですね。
このお彼岸の頃、季節の変わり目って身体がキツかったりしませんか?
お肌の調子も悪くなったりしてね。
いつからこんなことになったんだろう・・・40代後半からかな?

 

て、今回はそんな話ではなく、お墓(参り)に関係しています。

 

子供がいない私達夫婦が自分のお墓について考えた時、従来の石のお墓って選びたくないんですよね。
後継者もいないし、何十万円も払いたくない。
で、釣りが趣味の夫は海に散骨でいいって言うけど、私は樹木葬がいいかな、なんて思っていました。

 

でも最近は私も、海洋散骨もいいかなぁ、なんて考え始めています。

 

海洋散骨するには、粉骨といって遺骨を粉にすることが必要です。
この『粉骨』について調べてみたら「やっておいた方がよくない?」な感じですよ。

 

お墓はいらない、かと言ってどうするか決められなくても「とりあえず粉骨」はアリです。
なんかヘンなこと言い出したな、て?まぁ聞いてください^^。

 

粉骨とは?

粉骨とは、遺骨を砕いて粉末状にすることです。

 

海や山に散骨するときに、そのままの遺骨を撒くと死体遺棄になります。どう見たって「人骨だ!」となったら、警察に通報されますからね。

 

散骨するときには、遺骨を2㎜以下に粉砕しなければならないというルールがあります。骨だと解らないようにするためです。
あ、ちなみに粉骨しても法律違反にはならないのでご安心ください。

 

粉骨のメリット・デメリット

粉骨のメリット・デメリットをまとめました。

 

粉骨のメリット

・遺骨の容量が小さくなる
・埋葬の選択肢が広がる
・分骨しやすくなる

 

容量が3分の1~4分の1になります。
お墓をどうするか決めていない、又は、まだ埋葬せずに手元に置いておきたい、という場合にも場所を取らない方が良いですよね。クリスタルとかおしゃれな入れ物に移すこともできます。

 

埋葬の選択肢が広がります。
石のお墓も納骨堂も樹木葬・手元供養でもなんでもいけます。
海洋散骨するけど手元に少し残してアクセサリーなどにして持っている、などの”ひとり分骨”もできます。

 

 

粉骨のデメリット

・親族の理解が得られないことも
・費用がかかる

 

親族の中には、粉骨自体が理解できないという人もいる可能性はあります。
粉骨するには費用が発生します。
自分でやれば費用は発生しないかもですが・・・。

 

粉骨は自分でできる?

 

粉骨は自分でやってもいいし、できるようです。
まずはハンマーや金づちなどで砕いて、それからすり鉢などを使って粉末にするんだとか。
時間がかかりそうだし、何より想像すると怖いなぁ。。

 

世の中には自分で粉骨するための”粉骨キット”や機械のレンタルなんかもあるようですよ。
でも親族の遺骨を自分で砕くことを考えると、なんか精神が崩壊しそうな気がします(汗。

 

私は自分でやろうとは思いません。
専門の粉骨業者にお願いするのがおすすめです。

 

粉骨業者の選び方

粉骨業者は専門の機械を使って細かく均一に粉骨してくれます。

 

頼むなら、ちゃんとした業者か見極める必要があります。
なぜなら今のところ、粉骨業者に特別な資格や免許等は必要ないのです。

 

  • 社名、事業者名、住所等の会社の実態を明らかにしていること
  • 立会粉骨ができること
  • 粉骨料金が明確なこと

 

実態がある会社かっていうのは当然確認すべきですよね。
粉骨に立ち会う気はなくても、立会粉骨ができるかどうかも確認しましょう。頑なに拒絶されたら怪しいです。
粉骨するときに異物を取り除いたりするし、粉骨した後の入れ物も必要だし、粉骨に関わる全ての費用が明確になっているかも重要なところです。

 

粉骨の料金・相場は?

粉骨の料金は骨壺のサイズによって違います。
遺骨を持ち込むか郵送するかでも違ってきます。
以下は相場です。

 

持込:9,000円~20,000円位
郵送:20,000円~40,000円位

 

粉骨すると大半は海洋散骨することに

粉骨された遺骨の7~8割が海洋散骨されているそうです。
日本は海に囲まれているだけのことはありますね。

 

海洋散骨についてはこちらで詳しくお話しています。
⇒散骨って違法?海洋散骨の費用相場や手続き・マナーも調べました!

 

まとめ

お墓をどうするか決められないとか、遺骨を手放したくないとか、遺骨を手元に置いておく理由は様々です。

 

でも↑この状態だと、家の中での存在感がスゴいですよね。来客にもビックリされそう。
それが、粉骨したら小さくなるんですよ!容量が3分の1~4分の1になるんですよ!!

 

遺骨をそのままにしておくと、カビが生えることもあるんですって。
業者に頼むと遺骨を洗浄してから粉骨してくれるので、綺麗なサラサラの白いパウダーになります。
自宅で保管するなら、その状態がいいんじゃないかと。

 

こんな保管方法も選択肢に入れられますしね。
宅墓とは?自宅に置けるお墓のレビューはこちら

 

夫と私、どっちが先に骨になるかわからないけど、まずは粉骨して保管しておいて、二人揃ったら一緒に海に撒いてもらうのもいいなぁ。愛犬の遺骨も一緒に。

 

私は居酒屋に行くと「とりあえず生(ビール)」を頼む派なんですが、遺骨は「とりあえず粉骨」ていうの、アリだと思います^^。

 

おすすめの粉骨業者も調べました!
⇒【粉骨のみOK!】散骨業者としてのお墓のミキワの評判・口コミは?

 

これからのお墓のあり方・埋葬方法についてはこちら
お墓はいらない?これからのお墓のあり方・埋葬事情をまとめました。

 

粉骨費用くらいはチョロいとか⇩

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