こんにちは、ユキです。
私、実家や義実家に行く度にちょっと落ち込むことがあります。
それはなぜかというと物が多いからです。
義父が独りで住んでいる義実家のキッチンなんて、9割が不用品だと言い切れます。
新聞をまとめて縛ることさえもできなくなった義父ですから、捨てる作業なんて重労働。
結果、要らない物は溜まるばかりなんですよね。
今、中途半端に片付けるより、こうなったら全部まとめて遺品整理になるんだろうな。
と思っています。
あぁ。考えると気が重い。
だから自分は「動けるうちに断捨離しておかなきゃ」と強く思っております。
そしたらね、ちょっと前までは「絶対に手放せない!!」と思っていた物を、自分でも驚くほどあっさり断捨離できちゃたんですよ♪
その、あっさり断捨離できた最大のコツをお話します。
簡単ですよ^^。
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Contents
50代の終活で断捨離をするべき理由
まず始めに50代と終活・断捨離について簡単にお話させてください。
50代は終活を始めるベストタイミング、なんて言われますよね。
実際に親族の死去に触れる機会が多くなり、
実家なのに何がどこにあるかわからない、とか、
物が多過ぎて遺品整理が大変、とかの現実にぶち当たります。
親がちゃんと整理してくれてたらなぁ、と思うと同時に、自分はこんなふうに迷惑をかけないようにしなきゃ、と思うんですよね。
だから今のうちから終活を始めよう!と実感する。
自分で気付いて自主的に始められるから、50代は終活を始めるベストタイミングなんですね。
他にもこんな理由があります。
体力・気力がある
断捨離や整理整頓って結構体力が必要です。
体を動かすには気力も必要で、年を取ると面倒とか億劫に感じることが増えますよね。
実際に私も、夏は「暑いから」冬は「寒いから」なんてことを、やる気が起きないときの言い訳にしがちですし(汗。
何をするにも体力と気力が必要です。
40代のときにも「私、年取ったなぁ」なんて思っていましたが、50代の今から考えると全然若かった!
きっと60代になって振り返ったら50代もまだまだだったと思うはずです。
だから今のうちです。
50代で面倒なことが60代以降にできるはすがないですよ。
身体も動く今のうちに断捨離・整理整頓を始めましょう。
判断力がある
体力・気力と同じくらい判断力も必要です。
必要な物・不要な物を選別しなくちゃならないし、今後を見据えた重要な決断をすることもあります。
考えることさえ面倒くさい、なんて感じることは既にあります。
判断力も年を取ると鈍りますからね、今のうちです。
セカンドライフを想像する
家にある物と向き合いながら、今後の生活を想像できます。
退職して時間が出来たら○○を趣味にしたいとか、○○を習いたい、とか。
若い頃に買い揃えた物などは整理できるかもしれないし、選別して今後に活かせるかもしれない。
物を整理すると頭の中も整理できます。
先のことを考えるのってワクワクしますよ^^。
老後に余裕を持つ
不要な物を断捨離して整理整頓された家で過ごすのは気分がいいですよね。
それに老後生活を具体的に考えることになるので心に余裕が生まれます。
自分の考えをはっきりさせて資産管理をすれば、お金の使い方や貯め方に変化が出てきます。
退職のときに考えるよりもはるかに余裕ができますね。
いろいろひっくるめると、やっぱり50代が終活を始めるベストタイミングってことです。
では50代の私の断捨離実体験と、そこで発見したコツを聞いてください^^。
50代必見!驚くほどあっさり断捨離するコツ
- 必要な物・不要な物に分ける
- 〇年以上使っていなければ一生使わないと判断する
- とにかく捨てる
一般的に断捨離のコツってこんなふうに言われますけど、全部その基準で選別して手放せるなら困らないんですよ。
そんな機械的な判断なんて、まず無理だと思います。
実際に私には機械的に判断できない物、何年も使っていなくても「絶対に手放せない!」と思っていたたくさんの物がありました。
愛着とか思い出と結びついています。
でもここ数年であっさり手放したんです。
自分でもびっくりでした。
どうやったかというと・・・。
断捨離のコツ 洋服
『フランス人は10着しか服を持たない』ていうベストセラーがあります。
ミニマリストは洋服〇着で生活している、ていうのもよく目にします。
洋服は少ない方がいい、持っている服が多い人ほど「着る服がない」と言う、とかね。
すみませーん、捨てれないですぅ。
いくら少ない方がいいと言われても、私は10着になんて減らせません。
ミニマリストっていいなぁとは思うけど、私とは違う生き物に感じます。
無理はしない方がいいですよ。
あ、自分に言っています。
無理をしない洋服の断捨離のコツはね、着てみることです。
入らないっていうのは即諦めがつきます。
と言いたいところですが、ちょっと痩せたら入るし、なんて思うと難しいですね。
なにが難しいって、痩せるのって難しい。ちょっとでいいのに難しい。
これはまた別のテーマですね(汗。
でね、それよりね「似合わない」の方が諦めがつきます。
着てみましょ。
で、その服を着た自分の姿を鏡でしっかり確認します。
お気に入りの服が今の自分にも似合うなら取っておきます。
ちょっと痩せたら入るかな?な服も、着たらイタいオバサンに見えるならお別れしましょう。
スカートなんてカラーもデザインもシンプルだと残しがちですが、問題は丈です。
履いてみてください。
無事に履けたとしても、ひざ丈スカートはもうイタい年齢です。
着て、見て、びっくり!
即判断できますよ(汗。
断捨離のコツ 思い出の物 ①ぬいぐるみ
3、4歳の時にお祭りで買ってもらった犬のぬいぐるみをずっと大事にしていました。
でもきっと安物だったんです。
あまりにも可愛がり過ぎて、早い段階から毛が抜けたり、中身が見えたりしていました。
今では考えられませんが、中身はなんと藁です!!
ボディがこれ以上ボロボロにならないように服を着せていました。
幼い私が自分で布を切って、手縫いをして作った服です^^。
そうしてずっと大事にしていた私の宝物、というか大切な大切な友達。
でもホコリを取ろうとすると一緒に毛も抜けたり(泣。
で、ホコリを被ったままにされちゃってて可哀そうな気がしていました。
このままホコリを被ったままでいるより、供養してあげた方がいいのかな?
人形供養について調べたら、悪い口コミが気になりました。
なので、やり方を調べて自分で供養して手放しました。
そのコを、私以上に丁寧に供養できる人はいません。
私の死後、甥か業者かわかりませんが、その他たくさんの物と一緒に煩雑に捨てられるのだけは耐えられなかったんです。
だからたくさん写真を撮って、名前を呼んで、丁寧に、たくさんお礼を言いながらお別れしました。
知らないところでゴミ扱いされたくないなら、自分で責任をもって処分するのは重要だと思います。
エンディングノートに要望を書くのもアリですけど「あ、忘れてた。」て言われる可能性はゼロではありません。
他人にとってはただの「物」ですから。
大切な物ほど自分で責任を持って、です。
約50年間、私を見守ってくれた犬のぬいぐるみの姿をしたキミ。
涙はたくさん出たけれど、しっかり向き合って感謝をしてお別れしたので全く後悔していません。
断捨離のコツ 思い出の物 ②日記・手紙
実は私、小学校2年生のときから今も日記をつけています。
小2って8歳?ちょっとすごいですよね(汗。
大量の日記帳、ずっと取っておいたんですけど、去年かな?全部捨てました!
とりあえず、ここ2年分くらいしか残していません。
コツは簡単、誰かに読まれてもいいのか?と考えたんです。
何十年も前の日記なんて、自分で読み返したりはしません。
ていうか、そもそも読み返さないですね。
なのにもし自分が死んだ後、誰かに読まれたら?
読まれたくない!・・・だったら自分で処分でしょう。
手紙もそうで、ルーズリーフを工夫して折った学生時代にもらった手紙とかも。
ちょっと読んでみたら「昨日はありがとうね!」だけの内容だったり。
その時の昨日に何があったか知らないけど、なんでコレ取っておいた?な内容だったりしました。
今と違ってメールなんてないから、手紙っていう文化も良かったよね~。
とは思ったけど、読み返しても全然意味不明。
10代の少女達のやりとり、まとめて処分しました^^。
断捨離のコツ 思い出の物 ③アクセサリー
アクセサリー好きなんですよ。
30代の頃、同じくアクセサリー好きの友達とよく買い物をしていました。
私は金属アレルギーなので安価なものは付けられません。
でも指はアレルギーが出なくて大丈夫だったので、指輪はいろいろ買っていました。
あるとき、銀座に行ったときにすっごくカワイイ指輪と出会ってしまいました。
高かったので悩んだのですが、買いました!
年女だったのでその記念に(笑。
そして、この指輪は一生大事にする!と36歳の私は誓いました。
ところがどうして、それも驚くほどあっさりお別れしたんです。
高価なので特別な時用の指輪にしていました。
付けずに見ているだけで嬉しくなるほど気に入ってました。
でね、久しぶりに試しに付けてみたんですよ。
びっくり。
似合わない・・・。
50代の私の手には全く似合いませんでした。
あっさり、売ろう!と決まりました。
今の自分に似合わないならもう出番はないのです。
洋服と一緒ですね。
ほんとに可愛い指輪なのでメルカリに出したら「おっ♡」ていうくらい高く売れました。
大事に使ってくれる人の手に渡った方が指輪も嬉しいだろうし、私も嬉しいです。
50代こそメルカリで断捨離がおすすめ
自分ではもう使わないけれど捨てるのはもったいないもの。
誰かが使ってくれると嬉しいものはメリカリを活用しました。
メルカリとはフリマアプリの代表格ですね。
私は今は落ち着いていますが、3年くらい前にハマって出品しまくりました。
我が家にとっては不用な物を、買って使ってくれる人がいるんですよ!
なんて素敵なシステム!て思いました^^。
売れると楽しくて、家中見回して「他に何か売れるものはない?」と探し回りました(笑。
なのですっごく断捨離になりました。
少し前に久しぶりに会った友達が、今メルカリにハマっていると話してくれました。
でね、彼女が言うには「メルカリをするようになったら余計な買い物をしなくなった」と。
これには私、首をブンブン縦に振っちゃいました。激しく同意です!!
もしかしたら若い子は、使わなかったらメルカリで売ればいいや、なんて思って気楽に買い物しちゃうかもしれません。
でも私達は、メルカリに出品するかもしれないものは初めから買わない!となりました。
メルカリを使っているうちに、過去の自分の買い物を反省したのかもしれません。
私ってこういう物を買いがち、もっとよく考えてから買えばよかった、ていう感じで。
思わぬ無駄遣い防止効果が実証されています^^。
あ、でもメルカリって若い人がやるものだと思ってませんか?
違うんですよー。
つい最近もこんな記事が出ていたくらい、60歳以上の人の終活にも活用されています。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/326522ce3416a82e494a680faa9e02a7af6326e0
50代夫婦の断捨離・今後の課題
メルカリで断捨離するのも落ち着いてきた我が家の今後の課題です。
夫婦では、私がわりと捨てる方なんです。
捨てるぞ!と意気込んで捨てて、後で捨てなきゃよかった~(>_<)!とか思っちゃうくらいに。
でも夫は違います。
男の人って道具が好きじゃないですか?
少なくてもウチの夫は道具が好きなんです。
趣味の釣り道具、釣り竿なんていっぱいあるんだけど、全部使ってるのかな?
ターゲット別に揃えてんのかな?
クーラーボックスやバケツなどもいろいろ揃っています(汗。
工具類もたくさん。
時々、釣りのために疑似餌を作ったりもしています。
まぁ、工具類をたくさん持っているといいこともあるんですよね。
ちょっとした修理など、どこからともなく道具を持ってきて対応してくれるのは助かるんですけど。
他にもフードプロセッサーとか、調理家電を欲しがるのも夫の方です。
何かを始めるときは道具をそろえてから、な傾向があります。
結果、物が多くなる。
自分は全然捨てないのに、私が捨てるかどうか悩んでいると、
「ときめくか、ときめかないかで決めたら?」
なんて、こんまりさんみたいなことを言うんですよっ。
*こんまりさん、とはこの本の方のことです↓
クローゼットの中の服も、私は減らしているのに夫は全然。
私のだけ減るのはシャクなんですよ。
私の領域は減っているのに、夫の領域は変わらない。
なんか陣地?が減って負けてる気がする。なんだろう、これは(汗。
メルカリに出品するって言っている物も、全然やらないから私が代わりに出品したり。
売れるとニコニコしながら「ありがと!」なんて言うんですよっ。
こっちだって手間なんだぞ!
大人なんだから自分でやってよね!
ということで、どうやったら夫が自分の物を断捨離してくれるか、が我が家の密かな課題です。
私が夫の道具類を見渡していると「わかってる!片付けるから!!」と言われます。
私は何も言ってないのに(笑。
共通の物、リビングとかキッチンなどにある物は一緒に断捨離してくれるんですけどね。
なにか、こうするといいですよ。
こう言ったら動いてくれましたよ。
などという貴重な体験談などありましたら、教えてもらえると助かります!!
よろしくお願いいたします。
まとめ 50代の終活・断捨離最大のコツとは?
50代は親の遺品整理を目の当たりにすることが、断捨離という終活の大きなきっかけになります。
自分は迷惑をかけないように、今から断捨離しておこうと思ったら始め時ですね。
若い頃は全く思いもしませんでした。
これが断捨離の最大のコツですね。
雑に扱われたくない物、見られたくない物、は自分で処分する。
もう使わないけど捨てるのがもったいないなら誰かに譲ります。
あなたの大切な物を、あなた以上に丁寧に処分する人はいません。
あなたが面倒なことは、人はもっと面倒です。
洋服などは実際に着てみて、その姿を客観的に見てみてください。
体力・気力・判断力がある50代のうちにやっておかないと、ですよ^^。
断捨離・整理整頓が進んだら、エンディングノートに整理しておくとさらにスッキリします。
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⇒コクヨのエンディングノートの中身をレビュー!50代の終活におすすめ
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