こんにちは。ユキです。

 

田舎のお墓、どうしよう?
と思いながらもう何年も経っているなんてことはないですか?

 

最近は、お墓を放置してしまう事例が増えています。

 

今回は、お墓を放置したらどうなるのか、また放置を防ぐためにお墓を整理する「墓じまい」についてもお話ししています。
今あるお墓について考えること自体を放置している人も、ぜひ参考にしてみてください。

 

※本ページはプロモーションを含みます。

お墓を放置するとどうなる?

お墓を放置するとどうなるんでしょうか。
結論から言うと無縁墓になって改葬されます。

 

放置しておいたら誰かが片付けてくれる!ラッキー!
なんて勘違いはしないでくださいね。

 

放っておけば当然お墓は荒れます。
雑草が生い茂ったり、隣のお墓にも迷惑がかかります。

 

誰もお墓参りに来ない状態が続いて管理料の支払いがなかったり、家族と連絡が取れなくなったりすると、お墓の管理者は無縁墓として改葬の手続きに入ります。

 

でもいきなり改葬されるわけではないんです。

 

まずは、お墓の管理者が電話や手紙、官報などでお墓の所有者に呼びかけをします。
対象のお墓には立札が立てられ、注意喚起をされます。

 

1年が経過して、何の連絡もなければ無縁墓になるんです。
無縁墓になると、遺骨は知らないところに合葬され、墓石は撤去されます。
一度合葬されたら、遺骨を取り出すのは不可能ですよ。

 

なんか、そんなことしたら不幸になりそうな気が・・・。
埋葬されている家族に申し訳ないし、自分の遺骨がそんな目に遭うのも嫌です。
自分のお墓が放置されて荒れたりしたら、少なくても遺族にチョイと金縛りをお見舞いしてやりますw。

 

心理的にもあんまりよくない気がしませんか?
お墓を放置することは止めましょう。

 

お墓を放置してしまう理由

田舎のお墓、どうしよう?
と思いながらもう何年も放置しているなんてことはないですか?

 

最近は、お墓を放置してしまう事例が増えています。
理由は主に4つです。

 

  • 後継ぎがいない
  • お墓が遠くにある
  • 管理費が払えない
  • 高齢でお墓参りに行けない

 

理由に納得してしまいます。
お墓はいらないと思う人が増えている理由も、後継ぎの不在や管理費の問題だったりしますしね。

 

実家から遠くに住んでいて、お墓も遠くの田舎にある人もいます。
全然お墓参りに行けてなくてどうなっているかわからない。でも毎年管理料を払っている。
そうなると、あのお墓どうしよっか、と悩みの種になっているかもしれません。

 

お墓の放置を防ぐには?

お墓の放置を防ぐには、放置する理由を1つずつ解決することです。

 

  • 後継者を探す
  • お墓参り代行サービスを利用する
  • 永代供養墓に改葬する
  • 墓じまいをする

 

後継者は親族じゃなくてもよいのですが、なかなか難しいですね。
お墓参りの代行サービスも増えてきているので利用するのも手です。
まぁ当然お金がかかりますが、自分が行った場合の交通費だと思うしかないですね。

 

霊園や寺院が半永久的にお墓の管理や供養をしてくれる「永代供養墓」に改葬したり、今あるお墓を撤去する「墓じまい」を行うとすっきりしますよ。
お金がかかりますが一時的です。
ずっとお墓のことが気になっているよりマシなのでは?

 

でも、お墓のことって簡単に決められませんよね。
それに昔ながらの、墓地や霊園の一区画に家族でまとまって埋葬されているのって、実は安心するんですって。

 

ちょっとスピリチュアルですが、亡くなった祖父母や親が見守ってくれているとか、何かの報告に行くとか、そんな場所がお墓だったりします。
ドラマや映画でも、なにかが解決するとお墓参りに行って、お墓に話しかけたりするシーンがあるくらいです。

 

そういう場所が無くなるのも寂しい気がしてしまいます。
ドラマや映画みたいなことは起こらなくても、なんかやっぱり・・あったほうがいいような気がしてきちゃいますね

 

お墓で後悔するのも嫌ですよね。
従来のお墓じゃなくても、お墓参りに行ける埋葬方法にすると後悔しないようです
そうすると永代供養墓に改葬するのがいいですね。

 

永代供養墓や最近の埋葬方法と費用についてはこちらで詳しくお話しています。
⇒お墓はいらない?これからのお墓のあり方・埋葬事情をまとめました。

 

今あるお墓がいらないなら墓じまい(撤去)する

今あるお墓がいらないという場合。
例えば、後継ぎがいなくて自分の代で整理した方がいい。
遠隔地に住んでいて全くお墓参りに行けないけど、管理料は払い続けている。
そんな場合は、お墓の撤去を考えた方がいいかもしれません。

 

お墓(墓石)を撤去解体して墓地を更地にした後で管理者に返還し、遺骨を他の場所に移すことを「墓じまい」と言います。

 

墓じまいの進め方・費用と手続き

 

墓じまいの費用と手続きについて説明しますね。
まずは費用についてです。

 

墓じまいの費用

墓じまいの費用には、今あるお墓の撤去費用と新しい埋葬先での費用の2つがあります。
合計した相場は、約50万円~約150万円となってます。

 

墓石の撤去費用

 

撤去費用はざっくり3つです。

 

  • 墓石の撤去工事費
  • 閉眼供養のお布施
  • 離檀料

 

墓石の撤去工事費の相場は、1㎡あたり8万円~15万円です。
実際は、お墓の立地や墓石の大きさ・墓地の広さによって、業者の作業人数や重機の使用可否で違うので変動します。

 

閉眼供養とは、お墓を撤去する際に「お墓から仏さまの魂を抜くために行う儀式」のことです。
明確な決まりはないですが、お布施の相場は3万円~10万円です。

 

離檀料とは、お寺と檀家関係を終えるときに「これまでの感謝の気持ちを込めて支払うお金」です。
相場は5万円~20万円ですが、お寺によって決まりがあるかもしれないので確認しましょう。

 

新しい埋葬先での費用

 

新しい埋葬先での費用もざっくり3つです。

 

  • 初期費用
  • 開眼供養のお布施
  • 維持費用

 

初期費用は埋葬先によって違ってきます。

 

初期費用の相場

永代供養墓(合葬墓)は10万円~30万円
納骨堂は20万円~60万円
樹木葬は5万円~50万円

 

詳しくはこちらで見てみてください。
⇒お墓はいらない?これからのお墓のあり方・埋葬事情をまとめました。

 

開眼供養のお布施の相場は3万円~5万円です。

 

埋葬先によっては維持費用はかからないこともあります。

 

墓じまいの費用を安くする方法

 

墓じまいの費用を少しでも安くするポイントは2つです。

 

  • 新しい埋葬先での費用を抑える
  • 複数の見積もりを取る

 

管理料などの維持費がかからない合葬墓などにすると費用は抑えられます。
でも費用面だけで決めるのは危険です。
霊園などはできれば見学をしてよく調べて、後悔しないお墓にしましょう。

 

墓じまいなんて滅多にすることじゃないので、相場がよくわからないですよね。
なので、1つの業者だけで見積を取っても高いのか安いのかもわかりません。

 

お寺の指定の業者もあるかもしれませんが、ぼったくられない為にも複数見積を取りましょう
安すぎると不法投棄の危険もあるので、地元の業者もいいけど他にも見積が欲しいですね。
全国対応してくれるこちらなんておすすめです。
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墓じまいの流れと手続き

墓じまいの流れと手続きです。

 

墓じまいの手続き
  1. 親族・関係者に相談する
  2. 新しい埋葬先を決める
  3. 改葬の書類手続き
  4. お墓の撤去工事を契約する
  5. 閉眼供養をする
  6. 遺骨を取り出す
  7. お墓の撤去・解体
  8. 管理者に墓地を返還する
  9. 新しい供養先に納骨する

 

親族・関係者に相談する

 

墓じまいをするときは、事前に親族・親戚や、今あるお墓の管理者などに相談します。
勝手に進めるとトラブルになる可能性が高いです。
関係者全員が理解した上で進めて行きたいですね。

 

新しい埋葬先を決める

 

新しい埋葬先が決まっていなければ、役所での許可が降りない場合があります。
事前に決めておきましょう。

 

改葬の書類手続き

 

墓じまいでは、墓埋法で決められた書類手続きが必要です。
「改葬許可証」を入手して、新しい埋葬先に提出しなければなりません。

 

行政手続きは自治体によって異なることがありますが、改葬許可申請書・埋葬証明書・受入証明書などが必要になります。

 

お墓の撤去工事を契約する

 

撤去工事をしてくれる業者を決めます。
複数から見積を取りましょう。
墓地によっては指定業者があることもありますが、ぼったくられないように他でも見積を取った方がいいと思います。

 

閉眼供養をする

 

墓石には魂が宿っていると考えられています。
なので撤去工事を行う前に閉眼供養を行って墓石から魂を抜いてもらいます。

 

遺骨を取り出す

 

閉眼供養のとき、撤去工事のときなど、状況に応じて遺骨を取り出します。

 

お墓の撤去・解体

 

墓石を撤去・解体して更地に戻します。

 

管理者に墓地を返還する

 

工事が終了したら管理者に墓地を返還します。

 

新しい供養先に納骨する

 

遺骨を新しい埋葬先に納骨します。
改葬許可証が必要です。

 

と、ここまで個人でやることを考えるとほんっと面倒臭いと思ってしまいます。
どこかの業者で代行してくれない?てなりますよね。
先ほどご紹介したこちらで手続きも代行してくれます。
代行込みで見積してもらうのもアリですね♪
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墓じまい後の供養先が決められないなら

お墓はいらない。
今あるお墓は墓じまいしたい。
けど新たにどう供養するか決められないなら、とりあえず遺骨を粉骨しておくというのも手です。

 

遺骨を粉骨すると容量が3分の1~4分の1になります。
容量が小さくなれば保管しやすいですよ。
粉骨してパウダー状になると、カビが生える心配もありません。

 

最終的に永代供養墓も納骨堂も樹木葬も、手元供養や散骨でも何でもいけます。

 

粉骨について詳しくはこちらです。
粉骨は自分でできる?粉骨料金の相場は?お墓はいらないならとりあえず

 

手元供養と散骨についても簡単に触れておきますね。

 

手元供養

自宅の庭に遺骨を埋めるのは違法ですが、家に遺骨を置いておくのは違法ではありません。
最近は、こんな家に置けるお墓が出てきています。
宅墓とは?自宅に納骨していいの?デメリットもしっかりお話します。

 

他にも遺骨をダイアモンドに加工したり、中に遺骨を入れたアクセサリーにして身に付けられるようにするやり方もあります。

 

散骨

墓じまいをした人の多くが散骨をしています。
遺骨を粉骨して海や山などに撒く供養方法です。

 

遺骨は絶対にパウダー状にしないとダメなんですよ。
そのまま撒くと死体遺棄になります(*_*;

 

業者に頼んで、単独ではなく合同で船を出してもらうと5万円くらいが相場です。

 

散骨についてはこちらで記事にしています。
⇒散骨って違法?海洋散骨の費用や手続き・マナーも調べました!

 

まとめ

お墓の放置をするとどうなるかというと、無縁墓になって遺骨は知らないところに合葬されます。
あまりいい気はしないですよね。
今あるお墓が悩みの種になっていたり、自分の後に管理する人がいなかったりするなら、墓じまいを考えた方がよいでしょう。

 

まずは家族が集まったときに相談からですね。
面倒ですけど頑張らないと。
先延ばしにすると永遠にやらなそうですからね。
年を取るにつれ、どんどんやらなくなるのは確実です。

 

まずは家族で相談して、話がまとまったらお墓の管理者に相談です。
そこまでいったらもう、業者にやってもらうな、私なら。
複数の業者から見積を取って、選ぶ時にまた家族で相談ですね。
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1回頑張ればスッキリしますよ。
いつかやらなきゃならないなら、思い立った時です。

 

て、ちょっと気づいちゃったんですが、仏壇も「仏壇じまい」があるのかも。
昔ながらの仏壇て、大きくて金箔がついていたりして。
昔の家は畳の部屋が基本でしたから、違和感もなかったですよね。
でも今はフローリングの部屋にも合うコンパクトなのが人気です。

 

「仏壇じまい」も調べてみようと思います♪
調べて記事にしました^^
実家の仏壇はいらない!仏壇を処分する方法と費用を調べました

 

最近の埋葬事情と費用等についてはこちらで詳しくお話しています。
⇒お墓はいらない?これからのお墓のあり方・埋葬事情をまとめました。

 

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