こんにちは。
ユキです。
老後資金のことって気になりますよね。
月々の積み立てでコツコツ増やせればいいなって思います。
銀行に預けても全然増えないから、資金運用てヤツをするといいのでしょうね。
でもね私、こういうの苦手です。
複雑で難しそうに感じるものは避けて通りたいし、ずっと避けてきました。
でもそろそろ向き合わなきゃですね。
iDeCoとかNISAとかがいいらしい。
ということで調べてみると「お金のプロが初心者にも解りやすく説明します」みたいな記事がたくさん。
なんやかんや説明してくれてるけど、よくわからなくないですか?
読み終わっても「で?」って感じです。
なのでここまで調べたことをまとめて、私が説明したいと思います!
素人だからこその素人のための説明です。
読み終わったときに「で?」て言わせませんからっ。
ほんとにそんなことできるの~?
て疑っちゃうあなた、読んで判断してくださいませ。
ではいきますよ!
Contents
50代からの資金運用 iDeCoとつみたてNISAの違い
「資産運用」で検索すると、「iDeCo」と「NISA」が出てきます。
NISAでも「つみたてNISA」の方が初心者向きらしいです。
こちらとしても積み立ての方がいいので「iDeCo」と「つみたてNISA」について調べてみました。
iDeCo
投資額:月5,000円から
1年間に投資できる上限額:144,000円~816,000円(勤め先による)
投資期間:65歳まで(運用は75歳まで)
運用商品:投資信託、定期預金、生命保険
非課税対象:運用益、投資金額
資金の引き出し:60歳まで不可
*法改正で2022年5月から加入は65歳まで、運用は75歳までになりました。
iDeCoは年金です。
なので、定期預金や生命保険といった元本割れしない商品があります。
受け取りは一括でも、年金としても、併用でも受け取れます。
65歳まで働くなら、65歳で受け取り始めることもできます。
最大のメリットは運用益だけでなく、投資金額も非課税なところですね。
収入からiDeCoにまわした分が課税されないので、その分の所得税・住民税がかかりません。
受け取るときも税金はかかりません。
iDeCoの受給開始年齢
iDeCoの資金を受け取るには10年以上の加入が必要です。
なので60歳になったときに10年経っていなければ、受け取りは61歳以降になります。
引用元:iDeCo公式サイト
以前は60歳までしか加入できなかったので、50代で始めると加入期間が短くなっていました。
でも2022年5月からは65歳まで加入できるようになり、50代前半で始めたら10年間加入できるようになりました!
50代から始めてもメリット大アリです^^。
つみたてNISA
投資額:月100円から
1年間に投資できる上限額:400,000円
投資期間:20年間
運用商品:投資信託・ETF(金融庁が認めた投資商品)
非課税対象:運用益
資金の引き出し:いつでも可
つみたてNISAは投資です。
いつでも引き出せるし、投資額もいつでも変更できます。(iDeCoは年1で投資額の変更ができます)
元本割れしない商品はありません。
非課税なのは、運用益だけです。
iDeCoとつみたてNISAの比較
表にするとこんな感じです。
*損益通算とは、赤字になった場合に他の所得と合算して(差し引いて)所得を少なくして節税することです。
余裕があるなら、iDeCoとつみたてNISAの両方を併用できます。
どちらかにするならiDeCoです。
老後資金の貯め方=iDeCoな理由
50代になって老後資金のためにコツコツ貯めようとするなら、100円単位ではないですよね。
少なくても月5,000円以上にするべきです。
iDeCoの月の上限金額は、
専業主婦なら23,000円。
一番少ないのは公務員で12,000円。
一番多いのは自営業者で68,000円です。
会社員は20,000円~23,000円。
夫婦二人で始めたら、月4万円くらいは貯められそうです。
目的は老後資金なんだから、60歳前に受け取れなくてもOKですよね。
収入があるうちは所得税を節約できるし、受け取ったときも税金がかからないのは嬉しいです。
まとめるとこうなります。
- 積立金額は月5,000円以上
- 老後資金だから受け取りは60歳以降でOK
- 節税効果が高い
以上の理由から、50代から老後資金を貯めるならiDeCoというのが私の結論です!
iDeCoの始め方
iDeCoがいいのはわかった。
ではどうやって始めるのか?ですね。
こういう時、私たちを含めた年齢高めの人がやりがちなのが「よくわかんないから窓口で聞いて教えてもらおう」です。
これ、危険。
ダメ、絶対。
なぜかというと高いんですよ、手数料が。
窓口で言われるままに書類書いて、口座開設しますよね。
で、投資商品もよくわからないから「おすすめ」商品にしちゃったり。
このときの「おすすめ」って、金融機関側の利益率が高いものだったりします。
「よくわかんないけど、できたわー」て、実はそれ、いろいろガッポリ取られてますよ(汗。
iDeCoには、加入時に1回だけかかる手数料と、運用期間中に毎月かかる手数料があります。
加入時手数料は2,829円でどこで開設しても一緒です。
毎月の手数料は、ネット証券は171円なのに、銀行は400円以上します。
ちなみに、
ゆうちょ銀行は 430円
三井住友銀行は 431円
地方銀行になると500円近いです。
運用期間中に毎月かかるものだから大きいですよ。
ネット証券にするべきだと思います。
ネット証券は手数料がどこも一緒なので、お好きなところを選んでください。
でも「お好きなところを選んでください」なんて言われると困りますよね。
ネット証券の中で、iDeCoの口座開設数が一番多いのはSBI証券です。
このところずっとiDeCoのことを調べていたので、私のパソコン画面はSBI証券の広告だらけです(^^;。
そのくらい大手ですね。
何かと楽天な人なら楽天証券もいいですね。
ネット上の証券会社なんて実態がよく解らなくて不安だ、と思うなら松井証券はどうでしょう。
オンラインサービスを開始してからは20年ですが、1918年創業で100年以上の実績があります。
たくさんありすぎると選べないので、このおすすめの3社の中から選んで口座を開設してみてください。
後日、実際に口座開設しました!
⇒iDeCo申込みから口座開設完了までの期間は3か月!詳しくレビューします
まとめ
ここまで読んで、
「加入時の手数料は仕方ないにしても、毎月手数料がかかるなんてなんかイヤ。
銀行預金ならそんな毎月の手数料はないから、金利が付かなくても銀行に預けておこうかな。」
なんて思ってませんか?
確かに預金は銀行の手数料はないですが、別で所得税・住民税がかかります。
月5,000円を1年積み立てると60,000円になります。
所得税率は所得金額によって違いますが低めの5%として、住民税は10%で計算してみます。
60,000円 x 所得税5% = 3,000円
60,000円 x 住民税10% = 6,000円
1年間の税額は合計で9,000円です。
iDeCoの手数料も計算してみます。
171円 x 12か月 = 2,052円
iDeCoの手数料は1年間で2,052円です。
iDeCoの掛け金(月5,000円で年60,000円)には所得税・住民税はかかりません。
税額9,000円と手数料2,052円。
iDeCoにした方が年に7,000円くらい得してますよ。
10年となると、70,000円も差がでます。
手続きが面倒な気がするのもわかります。でも、最初に1回やればOKです。
節約する、得をする、お金を稼ぐのは面倒だしひと手間かかります。
何もしないで「老後資金どうしよ」て言っているうちは、なにも変わりません。
いいですかーっ
50代から老後資金をコツコツ貯めるならiDeCoです。
言い切る理由はこの3つです。
- 積立金額は月5,000円以上
- 老後資金だから受け取りは60歳以降でOK
- 節税効果が高い
おまけに2022年から65歳まで加入できるようになったんです。
iDeCo口座の開設はネット証券で、
おすすめは、SBI証券・楽天証券・松井証券です。
ここまでわかったら次は「運用ってどうしたらいいの?」てなると思います。
実はもう「この中から選んでください」て、運用商品が用意されていて、1から考える必要はないんですよ。
次回は運用商品の選び方を説明しますね♪
⇒iDeCo運用商品の選び方は?50代初心者さんもこれで選べます。
2022年4月の年金制度改正についても、素人だからこその説明をしています。
⇒2022年4月の年金制度改正を主婦がわかりやすく解説!知らないとヤバい
月々のiDeCo資金くらいは稼げちゃう⇩