こんにちは。
ユキです^^。
親が亡くなった直後は、すぐに慌ただしく葬儀の準備が始まります。
葬儀社との打ち合わせ、お通夜、葬儀・告別式、火葬。
ここまで終わって「はぁ~。終わったねぇ。」とタメ息が出ます。
でもそれで終わりじゃないんですよね。
義母の時はそれほどでもなかったんです。
でも実父は世帯主で、何かと父名義だったので地味に大変でした。
そんな葬儀以外の、親の死後の手続きについてまとめてみました。
では行きますよ♪
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親の死後 手続き一覧
ざっくりですが、親の死後にはこんな手続きがあります。
死亡届 (7日以内)
死亡の事実を知った日から7日以内に市区町村役場の戸籍課に提出します。
書類が受け付けられると「火葬許可証」が交付されます。
この手続きは葬儀社が代行してくれました^^。
健康保険 (14日以内)
役場に保険証を返却します。
そうすることで葬祭料を受け取ることができます。
公的年金 (国民年金14日以内、厚生・共済年金10日以内)
役場や年金事務所で年金受給停止手続きをします。
日本年金機構にマイナンバーが収録されている方なら手続きは不要です。
生命保険 (2か月以内)
生命保険会社に連絡して手続きを進めます。
死亡保険金を請求できるのは死亡後3年以内です。
銀行口座
死亡連絡と同時に口座は凍結され、一切の入出金ができなくなります。
でも令和元年の民法改正で、相続人ならば上限150万円の預貯金を引き出せるようになりました。
この銀行預金口座については、別記しますね。
公共料金
解約手続き、または名義変更と引き落とし口座の変更手続きが必要です。
カード類
クレジットカード・運転免許証等
不動産名義変更
相続に関わるところです。
専門家に頼むのをおすすめします。
この手続きは、葬儀社に紹介された司法書士事務所にお願いしました。
事務所の担当者さんとの打ち合わせから手続き終了まで、3か月くらいかかりました。
専門家って誰に頼めばいいの?ていう場合は、こんなサイトがおすすめです。
親の死後 銀行預金口座
以前は役場に死亡届を提出すると、すぐに銀行口座は凍結されたらしいです。
でも今は、同姓同名の人がいたりしてトラブルがあったようで、こちらから連絡しないと凍結されません。
なので、すぐに連絡しないことをおすすめします。
父のときは、連絡せずに必要なお金は引き出していました^^。
あ、でも相続の対象になるくらい残高が多いなら話は別かもしれません。
相続税がかかるのは3,600万円を超えたらです。3,600万円以下なら相続税はかかりません。
死亡のために預金口座を解約しようとすると、手続きが面倒なんです。
こ~んな書類を求められます⇩
これだけの書類を提出して2~3週間かかるんですって。
なので、父の口座は解約手続きをしませんでした^^。
どうやったか、というとATMで全部引き出したんですよ。
お札単位でなきゃ引き出せないなら、端数金を入金して千円単位にして引き出しました。
残高ゼロにして放置です。
このままにしておけば、何年後(10年後?)かに自然に解約になります。
あ、でもでも、銀行によっては残高がゼロでも「休眠口座」にされて手数料がかかる場合があります。
なので必ず確認してくださいね。
親の死後 家の処分は?
現在は実家には母が、義実家には義父が一人暮らしをしています。
実家は将来どうするか決まっていません。
でも義実家は売るんだ、と以前から夫が明言しています。
売ると言っても、築40年の家は壊すことになると思います。
土地はいくらなのか、家の解体費用はいくらになるのか、大体でいいから調べなきゃですね。
こういうサイトで調べるのもいいかもです。
⇒無料で一括査定(town life 不動産売買)
実家はどうするのか、決めておいた方がいいですよね。
でも母が元気なのでちょっと話しづらい状況です(^^;。
親の死後 地味に大変だった戸籍謄本
父の死後の手続きで地味に大変だったのは、戸籍謄本でした。
故人の、生まれてから亡くなるまでの全ての戸籍謄本が必要なんです。
父の出生地は市外で、行こうとすると2時間以上かかります。
なので郵送でお願いしました。
現住所の役場で書類をもらって、依頼する市の役場に電話をかけていろいろ確認が必要でした。
あ~あ。面倒くさい!
市外だけど同じ県内なんだから、なんとか融通してよね~!!
て思いましたよ、ほんとに(^^;
数週間後に届いた父の最初の戸籍はもちろん手書き。さすが昭和ヒトケタ生まれです。
兄弟も多いし、歴史書みたいでした。
私の戸籍も最初は手書きなんですよ。
って、あーっ!!
発見してしまいました。
姉と私の戸籍も父の出生地で始まっています。
父と母は同郷で、里帰り出産だったからです。
出生届は現住所ではなく、出生地で出されていることが発覚しました!!
なので姉と私も、亡くなったら市外から戸籍を取り寄せてもらわないといけないことが判明。
全く!なんてことしてくれたんだよぉ(泣)。
でも生まれたばっかりのときに、死んだときのことなんて考えないですよね。
仕方ない。
やっぱり銀行口座とか、なるべく自分で整理しておかないと、です。
気付けてよかった^^。
夫は、このまま行くと出生からず~っと同一市内で過ごすことになりそうです。
死後の手続きが楽でうらやましいっ!
まとめ
地味に大変だった、故人の全ての戸籍謄本。必要な書類ですが、提出するのは本紙じゃなくてもよい場合が多いので、言えばコピーを取ってくれて返却されます。
出生地からの取り寄せには3,000円くらいの費用がかかりました。
複数もらっていられません。
1部を使い回しましょう。
いろいろ活躍して、本紙は今、実家にあります。
他にも相続人(母と姉と私)の戸籍謄本と印鑑証明書もやたらと必要でした。
特に不動産の名義変更書類には、やたらとハンコも押しました。
父の手続きに学んだので、母の年金手帳や保険証券などはひとまとめになっています。
途中、母が、通帳はあるけど印鑑を無くすという騒ぎがありました。
(あとで無事に見つかりました。)
年を取っているので仕方ないのですが、姉が通帳と印鑑を預かることになりました。
母がお金が必要なときは、姉に言って引き出してもらう方式です。
これだど「オレオレ詐欺」の心配もないのでいいですよ。
こういう一連の手続きについてまとめた冊子があったらほしいと思いませんか?
葬儀社がやっている勉強会やセミナーに参加するともらえることがあります。
近くで開催されたら行ってみるのもいいですね!
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